Appleの新製品が発表されました。
注目は何といってもiPhone 14 Proシリーズ。iPhone X以来のフルモデルチェンジということもあり、
待ちに待っていた人も多いのでは?
久々にスタバでドヤれるのも間違いなし。争奪戦は必至でしょう。
しかしその一方で無印のiPhone 14シリーズは寂しすぎるアップデートとなりました。
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セールスポイントの衛星通信は日本国内では使用できず。
miniの廃止、Plusの追加(iPhone 8以来のPlusシリーズ復活。ただし画面は超ビッグ)というのもありますが、
一番残念な点は本体の仕様が「SoC(A15)続投、その他の違いは微々たるもの」という点でしょう。
iPhone 5cの再来か
かつてAppleは廉価版iPhoneとして、iPhone 5の後継機種としてiPhone 5sと一緒にiPhone 5cを出したことがあります。
デザインはポップな色合いでかわいかったのですが、中身はiPhone 5と同一のSoCを搭載というもの。
当時は価格的に日本円で1万円ちょいしか違わなかったこともあり、iPhone 5cを選んでいる人はかなり少ない印象でした。
廉価版iPhoneのポジションは今やiPhone SEシリーズが担っています。
メインラインはiPhone 11シリーズから無印とProシリーズを展開。ただSoCは同一で、両者の差はカメラ性能やディスプレイ、メモリ容量など、Proシリーズはこだわりのある人向けという感じでした。
しかしここにきてSoCという明確な差をつけてきたのです。さすがに無印ではなくiPhone 13 Proのものを使用しているようですが、A15であることは変わりません。
A16シリーズはいずれiPadにも搭載されるとは思いますが、それまではiPhone 14 Proシリーズのみ対応となります。
この路線が続くようなら...
正直、歴史的な円安で国内販売価格が高騰しているのもあり、今回はスルーする予定です。iPhone 13 miniのサイズが個人的にはちょうど良い。
ここまで差がないとiPhone 13シリーズはminiだけ残してディスコンにするのかなと思いましたが、どうやらiPhone 13シリーズも若干値下げされて併売される様子。
とはいえ、1万円程度の価格差を埋める理由にはかなり厳しい気がします。
iPhone 14シリーズ、大画面需要のあるPlusはともかく、無印は厳しくなる予感がしています。
来年のiPhoneではSoCは戻してほしいですね。