Buffalo nasneを買って思ったこと
入手困難だったBuffalo nasneを購入しました。
nasneとは
当時は業務用色の強かったNASとコンシューマー向けの代表であるレコーダーを合体させた大胆な発想。 また専用アプリの「torne mobile」が唯一無二の操作性だったことから、発売から9年たった今でも根強い人気があります。
私も初代nasneを持っており、いまだに壊れずに稼働してくれているので、 Buffalo nasneを買い増しすることにしました。
なお、本記事では区別のためにSCE版nasneを旧nasne、Buffalo nasneを新nasneと称します。
基本性能について
- チューナー数は1つ。地上波・BS混合端子が入ります。
- これは旧nasneから変わらず。できれば2チューナーにして欲しかったです。
- 1チューナーなので裏録画は1台だと不可。2台以上だと可能になります。
- BS4Kには非対応なので注意。あくまでも地デジ・BSデジタル用途です。
- HDD容量は2TBに増量。また6TBまでの外付けHDDに対応。
- ポータブルHDDに対応したので、拡張は楽になりました。
- 接続は有線LANのみに対応も旧nasneから変わらず。
- その他、細かな仕様が2021年現在の内容にアップグレードされています。
旧nasneから削られた点
- 古いソニー製ゲーム機器、ソニー製テレビとの連動
- ファンレス
- 意外と気になる人がいそうなので記載。空冷ファンになりました。
- ほとんど音はしませんが、可動部があるということはそれだけ壊れやすいということです。
登録方法
- 旧nasneと変わりなし。アプリから実施。簡単です。
- なお、2021/05/10現在、新旧nasneのファームウェアバージョンに差があります。
- 2台運用は初ですが、あたかも1台かのように動くのはすばらしい。裏録画も問題なくできました。
新nasneの利点とは
価格は29,800円。実はこの価格はあともう少し出せば東芝の全録機が買える価格です。
この機種は6チューナー内蔵で、無線LANも搭載。 大量録画をするユースケースや、単純なコスパでは間違いなく全録機の方が上でしょう。
旧nasneの後継を求める人には間違いなく朗報で、もし壊れずに現役であれば複数チューナー運用ができます。
ただ、これから新規に買う方に勧めるとしたら、別のレコーダーとも比較検討した方がいいかと思います。