ぴすれの備忘録

気づいたこと よかったこと 悲しかったこと

デスクトップPCをOMEN by HP Obelisk Desktop に更改した

2012年に組んだ自作PCがそろそろ性能的に限界になってきたので、
気になっていたゲーミングPCを導入してみました。

jp.ext.hp.com

基本情報

  • 日本hpが展開するゲーミングPCブランド「OMEN」のObeliskシリーズ 。
    • OMENとは「兆候」の意味。有名ホラー映画のせいで怖いイメージがありますがそんなことはありません。
  • IntelモデルとAMDモデルがあり、購入したのはAMDモデル。
  • 今回はAMDモデル「OMEN by HP Obelisk Desktop 875-0208jp」を選択。

    項目 搭載
    OS Windows 10 Pro
    CPU AMD Ryzen 7 3700X
    GPU AMD Radeon RX 5700 XT
    SSD 256GB SAMUSUNG MZVLB256HAHQ
    HDD 2TB SEAGATE ST2000DM008
    Memory HyperX® FURY DDR4 メモリ 16GB(8GB×2)
    TPM あり(2.0)
  • TPMは公式のスペック表には記載なしですが、搭載を確認しています。

良いところ

  • 採用しているCPUが強力

    • Ryzen 3700Xは8コア16スレッド。レビューサイトを調べた限りでは、同じ価格帯のIntel Core i7 9700よりパフォーマンスは良いです。
    • ゲームだけではなく、デスクトップPCとしての更改を兼ねていたので重要。
    • ちなみに私のPC遍歴のなかで、初のAMD製CPUだったりします。
  • 中二感溢れるデザイン f:id:pslet:20200502190011j:plain

    • 決してバカにしているわけではなく、見ていて遊び心を擽るようなデザインです。 ゲーミングPCらしい。 f:id:pslet:20200502185543j:plain
    • 中身が見える構造もきれい。まあ自作PCでは珍しくはありませんが。。
    • ゲーミングPCなのでもちろん光ります。プリインストールアプリの「OMEN Command Center」から変更可能。
  • Windows 10 Proを標準搭載

    • コンシューマ向けの製品はWindows 10 Homeが使われていることが多いですが、この製品はデフォルトでWIndows 10 Proを搭載。
    • 逆にHomeにして価格を落とす、といったことは出来ないので注意。
  • 殆どのゲームを快適に動作可能

    • Radeon 5700XTの記事は多数ありますが、おおむね記事どおりの動き。FF15も高画質・WQHD解像度で60FPS前後でプレイ可能です。
    • ただ比較的軽いはずのゲーム(イース8)で、4K最高画質・オプション全盛りでは40FPS前後まで落ちたのも確認。
    • PS4世代までのゲームを高画質で楽しむ選択肢としてはなかなか良いのではないでしょうか。
    • Steam VRの結果ももちろん「問題なし」。

イマイチなところ

  • 拡張性が乏しい

    • 特に残念なのがメモリ。カスタマイズで増設不可のため8GB×2の16GB固定。
      • 空きスロットもないため、増設するには必然的にメモリごと交換になります。
      • Intelモデルの上位機種だと32GB積んでいるようですが、せめて空きスロットは用意して欲しかったです。
    • そのほかも空いているスロットはSATAくらいで、SSDくらいしか増やすことは出来ません。
    • 拡張性はほぼなく、スペックアップにはパーツ交換が前提といっていいでしょう。
  • インターフェース・WiFi周りがやや寂しい

    • 背面にUSB Type-Cは搭載しているものの、映像出力には未対応。
      • とはいえ、デスクトップなのでHDMIやDisplayPortを使えば良いのでそこまでマイナスにはならないか。
    • 無線LANWiFi 5(802.11ac)までで、WiFi 6には未対応。PCI-Expressの空きスロットもないため、後足しもUSBドングルくらいしか使えません。
      • 5G時代には心もとないかな。。
  • 価格

    • 定価は税抜188,000円。ここから割引やhp directのアフィリエイト7%オフクーポンなどを使うと税込・送料込みで140,177円。
    • 各種パーツの価格を考えると、正直割引後が「適正価格」。元の値段はデザイン代や組み立て工数を加味しても割高です。
    • hpは週末などに頻繁にセールをやっているので、これから買う方は色々と調べて買うことを強くお勧めします。

なぜ自作機にしなかったか

  • 一言でいうと、「前回作ったときに面倒なことが多発したから」
  • 前の自作機では以下のような問題があり、次に買うときはBTOやメーカー品と決めていました。
  • とはいえ、自作機の自由さ、拡張性の高さは非常に大きいのを痛感したのも事実。 拡張性は重要ですね。

結論

  • 「ゲーミングPC」としてみれば十分優秀です。
  • 自作機と比べると拡張性に不満点はありますが、ほとんどの人にはこれで十分なスペックでしょう。