2022/09/27追記 リンク先が別のサイトになっていたので修正しました。
先日のアライグマ鍋を食べたあと、「次はタヌキ鍋を食べたいです」といいました。
実は米とサーカスさんの「8種の獣鍋」にはタヌキ鍋も含まれており、 タヌキ肉が入ればいただくことができます。 タヌキ鍋をたべるなら、今しかない。 そう思って、友人と食べてきました。
タヌキ肉はそもそも食べられるの?
タヌキといえば、日本で5本の指に入ると言っても過言でもないほど親しまれている、
愛らしい動物です。
ポイントカードのポンタくんなど、キャラクターとしてもおなじみですね。
が、その肉の味となると評価は一変します。
ネットで検索すると「まずい」「獣臭い」「食べられたものじゃない」などの評価。
「高級ジビエ」として知られるアライグマとは対照的です。
ところが最近になっていくつか美味しく食べられたという記事もみかけるようになりました。
一体どちらが本当なのでしょうか。
私自身動物としてのタヌキが大好きなのもあり、たぬき汁を出しているお店を探したりもしました。
両国のももんじやへも行きましたよ、メニューにはなく断念しました。
大げさに言えば、私にとってタヌキ肉を食べるのは念願であり夢でした。
行ってきた
今回は錦糸町の「米とサーカス ダービー通り店」にお邪魔します。 アライグマ鍋でお世話になった高田馬場店とは異なり、カウンターのみ8席程度と小さな店舗。
実はこちらのお店、以前「リアルたぬきそば」というメニューもやっており、 その際に訪問したのですが残念ながら完売で断念したことがありました。 今回のタヌキ鍋も大変好評のようで、なかなか入らないことが多く、 今回も、二人前だけやっと用意していただけました。 こちらがタヌキ鍋になります。
見た目は美味しそうな赤身肉です。
煮込んだあとがこちら。
まるで牛鍋のようなフォルム。 アライグマ鍋と同様の味噌仕立ての鍋ということもあり、非常に食欲を誘います。
実食
さっそくタヌキ肉を、一口。
!!!
...ええと、かなり肉が硬いです。
肉としてはマトンに近いでしょうか。羊肉っぽい味です。
が、何度か噛んでいるうちにタヌキの自己主張がきました。
この自己主張、野性味あふれる味、強烈さ、といえばよいのでしょうか。
この味はいろいろな意味で忘れることはないでしょう。
ぶっちゃけジビエとしてはアライグマのほうが美味しかった。。。
他に食べたもの
米とサーカスさんらしく、また珍しいお肉を頂いてきました。
獣煮込み。中には豚肉とラクダ肉がはいっています。 ラクダ肉の味は結構ぼさぼさで、新鮮でした。
うさぎ肉の唐揚げ。鶏肉にかなり近くさっぱりといただけました。
ワニの天ぷら。これはかなり独特な味でした。
ひよこの串焼き。食べられるところはこれくらいなんですね。 前回のスズメと同じく、まるごといただくことができました。
まとめ
- タヌキ鍋は食べられないものではないが、かなり人を選ぶ。
- ジビエとしては忘れたことに食べられれば。
- やっぱりタヌキは愛でるのが一番 !