年々微妙になっていくAmazonのプライムデーですが、
自粛続きの中の大規模セールはやはり楽しいのでいろいろ買いました。
OMEN標準のSSDをSAMSUNG 980に換装したまでの話
OMENの1年保証が切れたので、アップグレードさせることにしました。
お品書き
メモリはまだまだ高価なので見送り。SSDの換装・増設を行いました。
本当はたっとの500Wしかない電源ユニットを交換したいのですが、独自規格品のためできないようです。
ドケチ。
換装手順は公式のアップグレードガイドがあるのでご参考。
自作PC経験者にはいずれも優しい、超親切設計です。
なぜそれを電源にも適用しなかったのか。。
http://h10032.www1.hp.com/ctg/Manual/c06140594
今回変更したもの
Amazon プライムデーでサムスンの980が12000円ちょいの特価だったので、こちらを採用。
リードが倍の980 Plusは高すぎるので無し。
ドライブのクローンで中間となるドライブが必要だったので、
以前かった860 EVOもとりつけることに。まだつけてなかったのかよ。
手順
OMENにはNVMeのスロットは1機しかないため、元のSSDから860 EVOに一旦移行。
860 EVOから980への移行を試みます。
なお、NVMe SSD専用のケースがあれば直接移行もできますが、まともなメーカー製だと4000円程度と高価。
何より1回こっきりの作業のために4000円も出したくありません。
1 860 EVOの接続
OMENには3.5インチベイのみしかないため、2.5インチSSDの装着にはマウンタが必要なので要注意。
私は二代目PCで冷たくなっていたマウンタを引っ張り出しました。
電源は一つ余裕があるのでこちらを使用。
SATAケーブルは家で転がっていたものを再利用しました。
2 ディスクのクローン
通常であればディスクのクローンには専用のソフトが必要です。
が、移行先がサムスン製品の場合は純正ツール「Data Migration」が使えるので
こちらを使います。
事前のフォーマットも特に必要なく、移行元と移行先のディスクを選んで実行。
今回は140GB程度の移行であること、SSDからSSDへの移行だけあって、20分弱で終わりました。
3 980の取り付け
OMENに付属のNVMe SSDを取り外します。極小のネジ穴があるのでプラスドライバーで慎重にやりましょう。
はずしたらSSDが立ち上がるので、980に交換をしたら寝かせてネジを付けなおしましょう。
4 ディスクのクローン2回目
起動すると860 EVOにクローンされたSSDからOSが立ち上がります。念のためOSのライセンス認証が通っているかは確認。
確認したら860 EVOから980へのクローンを行います。手順は2と同じで、今回も20分弱で終わりました。
5 980からの起動確認及び860 EVOの初期化
起動し、980から起動していることを確認したら、860EVOはディスクの管理からフォーマットしてしまいましょう。
ゲームディスクとして使えばよいです。
換装後に980のベンチマークをとりました。
おおむね期待通りの速度で満足です。
ReadyNASの管理画面がつながらない場合の対処
忘れたころにReadyNASの管理画面を開くと、繋がらないことがあったので備忘。
前提: 公式ツールのRAIDerで調べると、「Management service is offline」というステータス表示されている。
原因: 以下のコミュニティリンクを見る限りだと、「4GBのrootボリュームがいっぱいになったからだぞ」とのこと。 Solved: Management service is offline - NETGEAR Communities 私の環境ではすぐ下の対応に走ったので原因は不明だったのですが、 会話を見る限りは色々入れると4GBに達してしまうようです。
対応: 以下テキストの手順通りにOS再インストールをすればOKでした。 ネットギアサポートのリンクなので、確実。 OSバージョンだけは現在つかっているものにしておいたほうがいいでしょう。 https://www.netgear.jp/support/download/ReadyNAS/OS_overwrite.txt
逸般家庭用APかな?WLX212を使ってみた
長らく在宅勤務用回線として使っていた楽天モバイルMNOの有料化に伴い、
LAN分割できる環境をつくるためにRTX830と同メーカーのYAMAHA WLX212を購入しました。
APとして使ってきたGoogle Wifiからのリプレイスとなります。
目的はゲストWiFiの構築です。
自宅にはNASが複数台稼働(ReadyNASにnasne×2)しているのもあり、
在宅勤務用にLANを自宅NWとは切り離したいのです。
あと、法人向けAPを触るのは初だったので、せっかくなら勉強も兼ねて、という意味もあります。
network.yamaha.com
WLX212を選定した理由
- RTX830との親和性
- 安定稼働ができること
- 今回は法人向けのAPを選択。50度くらいまでの環境なら耐えられるとのこと。
- 家庭回線がVDSLによる100Mbps制限があるため、WiFi5で十分。
- WiFi6対応の法人向けAPもあるにはあるが、手に届く価格帯はNetgearくらい。
- WiFi6は個人的にはクライアントは対応するべきですが、家庭用回線にはまだはやいです。
- 有線機器も考えると10GbEを構築しなくてはいけず、まだ大変にお高い。
使ってみた
外箱はこんな感じ。ヤマハのNW機器らしく法人向けの段ボールできます。
ちなみにACアダプタは白い箱のもので別売り。これだけで4700円近くします。PoEスイッチよりは安いですが。
外見はこんな感じです。寂しいのでとりあえずカービィを載せておきました。
設定
配線はこんな感じ。 余計な機器は省いています。
[ ONU ] - [Router RTX830] - [AP WLX212]
以下機器に設定を行います。法人向け機器といえばコマンドですが今回すべてGUIから設定できました。
RTX830側
- タグVLANを切っておき、WLX212のポートに設定する。必ず全遮断モードにしておくこと。
WLX212側
- 管理者パスワードの設定
- 電波の指向性を「指向性なし」に設定
- 指向性ありの場合、一方向にだけ電波が強く飛びます。オフィスの窓際の壁に設置する場合の設定です。
- SSIDの設定(通常用、ゲスト用)ゲスト用には先ほどのVLANを設定
- ゲスト用にキャプティブポータルを設定
- キャプティブポータルとはカフェのフリーWiFiなどでインターネットにつなぐ前にメールアドレスを打ち込ませたりする画面です。
- 自分しか使わないので正直いらないですが、せっかく機能があるので。メールアドレスは無し。
- 仕事の時に使うので、励ます言葉を書いておきました。
良い点
- 安定感がすごい
- LANマップや見える化ツールが優秀
悪い点
- 費用対効果は微妙
- 今回NTT-Xで購入しましたが、本体とACアダプタを合わせて37000円強。
- 在宅勤務とはいえ、これだけの投資をする価値があるかは微妙なところです。
- 個人向けに限れば、あえてRTX830やRTX1210を家庭で使っている人向けの商品といえます。
Buffalo nasneを買って思ったこと
入手困難だったBuffalo nasneを購入しました。
nasneとは
当時は業務用色の強かったNASとコンシューマー向けの代表であるレコーダーを合体させた大胆な発想。 また専用アプリの「torne mobile」が唯一無二の操作性だったことから、発売から9年たった今でも根強い人気があります。
私も初代nasneを持っており、いまだに壊れずに稼働してくれているので、 Buffalo nasneを買い増しすることにしました。
なお、本記事では区別のためにSCE版nasneを旧nasne、Buffalo nasneを新nasneと称します。
基本性能について
- チューナー数は1つ。地上波・BS混合端子が入ります。
- これは旧nasneから変わらず。できれば2チューナーにして欲しかったです。
- 1チューナーなので裏録画は1台だと不可。2台以上だと可能になります。
- BS4Kには非対応なので注意。あくまでも地デジ・BSデジタル用途です。
- HDD容量は2TBに増量。また6TBまでの外付けHDDに対応。
- ポータブルHDDに対応したので、拡張は楽になりました。
- 接続は有線LANのみに対応も旧nasneから変わらず。
- その他、細かな仕様が2021年現在の内容にアップグレードされています。
旧nasneから削られた点
- 古いソニー製ゲーム機器、ソニー製テレビとの連動
- ファンレス
- 意外と気になる人がいそうなので記載。空冷ファンになりました。
- ほとんど音はしませんが、可動部があるということはそれだけ壊れやすいということです。
登録方法
- 旧nasneと変わりなし。アプリから実施。簡単です。
- なお、2021/05/10現在、新旧nasneのファームウェアバージョンに差があります。
- 2台運用は初ですが、あたかも1台かのように動くのはすばらしい。裏録画も問題なくできました。
新nasneの利点とは
価格は29,800円。実はこの価格はあともう少し出せば東芝の全録機が買える価格です。
この機種は6チューナー内蔵で、無線LANも搭載。 大量録画をするユースケースや、単純なコスパでは間違いなく全録機の方が上でしょう。
旧nasneの後継を求める人には間違いなく朗報で、もし壊れずに現役であれば複数チューナー運用ができます。
ただ、これから新規に買う方に勧めるとしたら、別のレコーダーとも比較検討した方がいいかと思います。
(追記あり タイトル変更)FitXRのサブスクリプション化で驚いた話
Oclulus Quest 2のボクササイズアプリであるFitXR。 おうち時間のフィットネスに丁度いいアプリだったのですが、ここにきて有料買い切り型から「基本無料」のサブスクリプション型への移行に踏み切ったようです。
実は同種のアプリでサブスクリプション型を採用しているケースは珍しくはありません。 が、FitXRのように「買い切り型」からサブスクリプションへ移行するケースは前代未聞です。
その価格は9.99ドル/月。音楽配信サービス1月分に等しい価格です。
税金を取るのはやめろ
Oculus Quest 2は最早FitXR専用機と化していたため、今回の変更はあまりに横暴と言わずを得ません。 FitXRはBeatsSaverと並ぶVR鉄板アプリだっただけになおさらです。
サブスクリプションは手軽・便利すぎるがゆえに「税金」と揶揄されることもありますが、 買っていたはずのアプリが急に税金を取るようになったとしたら、どう思うでしょうか。 そのパブリッシャからまた買おうと思いますかね。
有料版買い切りユーザーには申し訳程度に「90日間無料」体験がつくようですが、 どうせ乱発するのでしょう?という感想しかありません。
Oculus Storeのレビューも大炎上していますし、今からでも見直してほしいです。
5/4 21:24 追記 どうやら既存ユーザーは90日間経過後に「サブスクリプションなし」で買い切り時の仕様のまま使える模様。 実際にどうなるかは90日間経過後に判断となりますが、とりあえずは使えるようなので追記とタイトルを変えました。 steamのBoxVRのレビュー欄でもパブリッシャから追記があるので、相当火消しされているのかな、と。
サブスクリプション云々以前に、アプリ自体が凄く使いずらくなっているので、ここは直してほしいよ。。