COCOAの通知に振り回された話
最早全国民必携となっている新型コロナウイルス接触確認アプリ(以下COCOA)ですが、 通知関連で振り回されて辛い思いをしたのでメモを残します。
前提として私としてはCOCOAの思想に共感を持っていますし、もっと普及すべきだと思っています。 それだけに惜しい思いがありましたので記事にしました。
8月2日 iOS版COCOAで通知が届く
- 通知の内容を要約すると「新型コロナウイルスにさらされた可能性があるのでCOCOAを確認せよ」
- 私の中で「最も恐怖を感じた」通知です。
- ただし、COCOAアプリ上の表示は普段と変わらず。
- iOSのヘルスケアからログを見ると、通知を受けた時刻付近で確かにキーの一致あり。
- 厚生労働省のホームページのQA問21を確認したところ、アプリの表示を信じよという内容。 わざわざ赤字で書かれていたので、頻発の事象と判断。
- ただ。万一ということもあるので、COCOAの公式問い合わせ先メールアドレスへ連絡。この日は安心にココアを飲んで過ごす。
8月5日 厚生労働省のQAが更新される
- Twitterより、同じような状況の人で同様に問い合わせた人宛にメールの返信が届く。
- 驚くべきことに問21の内容と真逆の回答で、「記録を信じて陽性判定があったものとして対応せよ」とのこと回答。
- 厚生省のQAをみると、問21の内容が確かに「個別に問い合わせて欲しい」に変わっている。
ここの時系列や確認方法はしまじろーさんのブログに詳しくまとめられているので一読ください。 shimajiro-mobiler.net
- 私のメールボックスにも同様の返信があり、専用の電話窓口があるので明日電話をすることに。
- ドキドキしながら、この日もココアを飲んで過ごす。
8月6日 全くつながらない電話
- 連絡先として表示されていた電話番号へ連絡したが、全くつながらない。
- 朝9時から何度も電話し、ようやく14時頃につながる。
- アプリでの陽性判定があった扱いであること。基礎疾患や今の体調(特に症状なし)などを伝えて、気を付けて生活をして欲しいとの内容。
- 症状が急変した場合に備え最寄りの保健所の電話番号を教えていただき、電話は終了。
どうすればよくなるのか
正直、今回の対応はお役所仕事というか、不満しかありません。 どうすればよくなるのかを考えてみました。もし、担当者の方がこのブログを見ていらっしゃるのであれば頭の片隅にでも置いていただけると幸いです。 真面目に対応しようとしている人が振り回されるのはよくないです。
アプリの判断を変えたのであれば知らせるべき
- 私が第一報を知ったのはTwitterで、同じような状況の人が何人もいました。
- 厚生労働省公式のTwitterもあるのですが、このQAの回答がかわったことには言及無し。
- 私のように週末に確認して安心し、そのまま日常を過ごされている方もたくさんいると思います。
連絡先が実質的に機能していない
- 300回近く電話してやっとつながる。仮に陽性判定でのフローだとしても厳しすぎると思います。
- 問21にせめてフローチャートのようなものを置けば、電話連絡を強制しなくてもすむかと。