ぴすれの備忘録

気づいたこと よかったこと 悲しかったこと

新しいMNOプランに関する唯一の不満点

auが本日「povo」を発表したことで、docomoauSoftbankの3大MNOから20GBクラスのプランが出そろいました。
サービスイン前のため実測値は不明ですが、各社とも料金はMVNO並みに安く、わかりやすいです。
またメインブランドでの値下げということで、政府の要請にも応えたと言えます。

ただ、docomoauのプランで共通しているのは「キャリアメールが使えない」こと。(Softbankのプランはこの点不明のため、わかりません。)
少なくとも2社ではキャリアメールを維持するためには、必然的に旧来のプラン契約を要求されます。

これがネックになって契約変更できない人は多いのではないでしょうか。
最近ではキャリアメール不要論は強く、新規に契約する人には全く不要でしょう。
ただ、長年携帯キャリアを使っている人には、切っても切れない存在です。

かつてはメインの連絡手段だったキャリアメール

キャリアメールは2000年代半ばの携帯電話では、SMSと並んで友達と通信できる手段でした。
当時SMSは文字数の制約が強く、画像添付もできなかっため、これらを解決したキャリアメールは当時は大変使えたものです。
私は高校時代から携帯電話を使い始めたのですが、連絡先の交換では電話番号とキャリアメールアドレスを交換するのが日常光景でした。

私は日ごろのデータ通信はIIJMioですが、メイン番号はdocomoとの契約を残しています。
理由は、万一の店舗サポートとキャリアメール維持のためです。
親や親戚との連絡では未だにキャリアメールを使用しています。
一時期迷惑メールが大量で呆れたこともありましたが、最近は落ち着いてきています。

キャリアメールを捨てるとなると

当然ですが、連絡先を変更するメールを送る必要があります。
連絡先の数が僅かであればよいですが、19年近くも契約していると中には連絡先を今さら送るのも...という人も出てくるかもしれません。
また連絡先変更で相手の時間も奪います。
正直、私は今さら不特定多数に近い人たちに連絡先の変更お願いメールを送りたくないです。

正直できるでしょ

私の不満はここです。同一キャリア内なのになぜキャリアメールを使うのに高価なプランが必要となる?
技術的にできないのであれば仕方ないですが、今の見せ方では長年連れ添ったキャリアメールを人質に取られているようにしかみえません。

キャリアメールが使えない、ことを2社のリリースでは強調しているので、結局従来のプランに抑えたいだけじゃないか、という気がします。
私の目線ではこの縛りがある限りサブブランドに変えるのと、何ら変わらないです。