2014年に自己啓発で取得したLPIC 1の優位性期限が今年の6月に迫っていたので、 LPIC 2を取得しました。
取得までにやったことについて以下に書きます。
前提
- LPIC2は201、202の2試験に合格する必要がある。
主催団体がLPI-JapanからLPI日本支部に変わった。
本当は2018年度のうちに取りたかったが仕事が忙しかったため断念。
本腰を入れ始めたのは4月中旬から。
購入した参考書・問題集
参考書として以下2冊を購入する。
Web問題集のサービス「ping-t」を契約する。
やったこと
201
- 201の試験はLPIC 1をさらに深くした感じ。CentOS環境でコマンドを打って確かめるのもやりやすい。
- キャパシティプランニングのコマンドはややこしいのが多いのでCentOS環境で試した方が良い。
- サービス系のコマンドは、CentOSであれば6系と7系の内容が両方出るのでちょっと厄介。
ワイヤレス系のコマンドは仮想環境だと使えないので暗記に頼る。(うまくやる方法ありましたら教えてください。。。)
あずき本を通読する。模擬試験はまだとかない。
- 通読が終わったら、白本へ。分からなくてもまずはいいので問題を解く。模擬試験は残しておく。
- 試せそうなコマンドはCentOS環境で試しておく。
- 白本が終わったら、ping-tを実施。分野別でまずは全部銀にする。 スマートフォンからできるのが便利。
- ping-tを銀にしたタイミングで、白本を再度解き直す。前回よりはできているはず。
- 終わったら、ping-tを金に。筆者の場合この時点で試験日2日前でした。
- その後、模擬試験をとく。流石にここまでやればそれなりにできるはず。
- わからない問題はあずき本やCentOS環境で確認。
- 前日は白本を1時間1週のペースで確認。試験日当日は早く起きて白本をもう1週確認する。ping-tも不安な分野を解く。
202
参考書と問題集の使い方は201と同じなので省略。
201とは打って変わって様々な用途のサーバーを立てる問題となる。
- 似たような名前の設定名が多いため、ややこしい。試験だと割り切ることをお勧め。
- 202が「LPIC最難関」と呼ばれる理由はこれかと。暗記だらけは苦行になりがち。
- 設定名よりも「この製品でどのような問題が起こるからこの設定をしなくてはいけない」ことは抑えた方が良い。
あずき本にも白本にもそういう話がある。
王道は実際に環境構築することだが、ApacheやsambaならともかくLDAPを自力で立てるのは難しい(と思う)。
- やるなら時間削減のためにもvagrantで複数構築をお勧めします。
時間がなくても、仮想環境にインストールだけして設定の中身をみるだけでもやっておくべき。
- テキストで見るのと実際に見るのではやはり違います。
セキュリティ分野のiptablesやポートフォワード設定のところは比較的ややこしくないので抑えたい。筆者は一番良くなかったけど。
次の試験は
Azure試験(AZ-103)を考え中。
おざなりになっているので。。