2018/3/10に五反田で行われた、AWSの国内最大級のイベント「JAWS DAYS 2018」に参加しましたので簡単に感想を書いてみます。
日本国内のAWS界隈では最も勢いのあるイベントだけあって、驚きでいっぱいでした。
セッション1
A story of cloud journey with Community | JAWS DAYS 2018
AWS Samurai(AWS界隈のやべーやつ的な人に贈られる称号らしいです。)の方が、同じくAWS界隈のレジェンド的な存在の人たちに「巻き込み」をされて、日本だけでなく世界中のコミュニティと繋がった話。
今回のJAWS DAYSにも6カ国のコミュニティが参加していました。
新しいエコシステムを作り出すという点が一番印象に残りました。
AWSなら嘗てはある程度の財力がなければできなかったことが低価格で実現できますからね。
また、英語のセッションを聞くときのコツとして、わざわざ英語の勉強をしてから臨むのではなく習うより慣れろということだそうでした。
理由は技術が共通言語だからとのこと。Youtubeのスマートフォンのレビュー動画で全部英語でもなんとなく理解できるのと同じでしょうかね。。
セッション2
前のセッションで習うよりなれろということだったので、早速全編英語のセッションを聞くことにしました。この会場では翻訳機が配られていたのですが、このセッションは翻訳対応なし。
次のセッションで知ったのですが登壇者がレジェントレベルの方だったそうです。(私は全く知らなかった)
内容は二部構成で、前半は機械学習で使えるAWSの機能の話(推奨するインスタンスタイプなど)や、後半は写真から場所の座標を求めるbotの裏側の話の解説でした。
お昼
飯だ!#jawsdays pic.twitter.com/ci2yXX3Zha
— ぴすれ (@pslet) 2018年3月10日
ランチセッションを聞きやすいようにか、なんとお弁当配布。
これは嬉しかったです。
セッション3
今回の目玉、AWSのテクニカルエバンジェリスト達によるパネルディスカッションです。
質問は色々あったのですがその中で抜粋。(誰が行ったかまでは覚えてない。。。)
・毎日更新されるAWSの機能の学び方はどうするべきか。
→全部学ぶのは無理なので、分担をする。
ナレッジの土台なので、エンジニアであれば好奇心をもって学ぶこと。
それが土台になる。
・AWS認定試験の勉強方法
→AWSのドキュメンテーションやアーキテクチャを知ること。
ユースケースを知ること。
定義付けは適切な教科書を読む。
・世界各国のAWS利用状況
→まずはEC2から初めて、Lambdaなどのサーバレスへ移行するトレンドは世界各国変わらない。
・学ぶべきプログラムは何か
→プログラムはツールであり、重要なのは問題を解決すること。
スクリプト言語とビルド言語それぞれで1つは必要ではないか。
何を学ぶかは、同僚がやっているものをヒントに。その他で推されていたのはPythonとJavaScript。
また、継続的な学習が必要。学んだことを3ヶ月後、6ヶ月後などのポイントで
学びなおすことが必要。
変化の大きい時代、一つのナレッジベースを何十年も使うのは不可能。
セッション4
うちにechoがたくさん転がっているので受講。
Alexa for Business自体は最近でたサービスで、導入事例もまだ数えるほどですが声だけで色々とできるのは効率化できるなあと思いました。
自分のAmazonアカウントと企業のアカウントをリンク付けられるそうです。
あとビデオの中でecho dotを壁掛けで使ってたのが驚き。
壁掛けの発想はなかったし便利そう。
セッション5
サーバーレスの情報を知りたいため受講。
最初は疎結合やオートスケーリングなどわかりやすい内容でしたが、だんだんと上級者向けの内容に。。。
API Gateway+Lambdaはいくらでも応用が効くのだなということに驚きました。
参考文献がいくつか紹介されていたので、勉強不足を痛感したため以下の二冊を帰り道に買いました。
セッション6
AWSのセキュリティ理解が散乱してたのでまとめる意味も込めて受講。
一番身の丈にあった内容で分かりやすかったです。
内容盛りだくさんなので、資料はもう一度読み直しでしょうかね。
懇親会・LT大会
初めて結合テストでもなんちゃってでもない本物のLT大会とやらに出ましたが
大会というだけあってスピーディで楽しそうな雰囲気が出ていました。
内容はニコニコ技術部の才能の無駄遣い(死語)が多数。皆さんレベル高すぎる。
A○ureのロゴがでただけでブーイングでる場所怖い #jawsdays
— ぴすれ (@pslet) 2018年3月10日
感想
AWSのコミュニティの勢いに圧倒されたのと、AWSって本当に色々できるのだなと感じました。
同時に、自分の勉強不足も痛感。。。
次回の参加ではもっといろいろなアウトプットが出せるようになりたいです。