個人的に、少し前までは沢山採用されていたのに、今ではあまり採用されてないと感じる技術にワイヤレス充電があります。
ワイヤレス充電とは一言で言うと、充電台に置くだけで充電が出来る技術のこと。
規格としてはqiなどが該当します。
ユーザーからみると充電台を用意する手間があるものの、充電の度に端子をつながなくて良いので防水端末でのパッキン紛失防止や端子故障を防げるというメリットがありました。
3-4年前まではドコモのガラケーやスマートフォン、パナソニックのモバイルバッテリー、GoogleのNexusシリーズで採用など、多くの採用事例がありました。
しかし、ドコモがいつからか積まなくなり、Nexusシリーズでも5x/6P世代からUSB Type-Cになり採用されなくなってしまいました。最新のPixelシリーズでも採用がされていません。
Nexus 5XとNexus 6Pがワイヤレス充電に非対応である理由を開発チームが明かす - GIGAZINE
iPhoneでもサードパーティーからケースは発売されたものの、採用はされていません。
しかしここにきて、ドコモがスマートフォンでの採用(GALAXY S7 edgeあたりから)を再開、MotorolaもZシリーズ向けにワイヤレス充電用のアタッチメントを出すなど、息を吹き返しているように見えます。
appleも独自企画ですがapple watchで採用、新型iPhoneも(まだ噂レベルですが)ワイヤレス充電が採用されるのではとも言われています。
ワイヤレス充電が出てきた当時と比べると、充電台は1,000円程度で買えるようになり、敷居はかなり低くなっています。
IKEAからワイヤレス充電に対応した家電がでるなど、より生活に密着した規格になるだけに今度こそ広く長く普及をして欲しいものです。